音楽や日々のことをつらつらと。


by ginger-ale-609
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カテゴリ:本( 14 )

恋文の技術

森見 登美彦



本の雑誌の「本屋大賞」別冊を読んだら、この本がすごく面白そうだったので読み始めた。
主人公が色々な人と文通していくことでストーリーが進んでいくのだが、
主人公は理系大学院生で研究室から遠く離れた研究所で軍曹と呼ばれる先輩に怒られながら孤独に研究生活をしている。
そこで研究室や京都をなつかしがったり、妄想にふけったりして全く研究はすすんでなさそうだ!

私も院生の研究室時代を懐かしく思い出してしまった。
うーん、懐かしい。
楽しいこともあった、馬鹿なこともたくさんやった、文通の代わりにライブにたくさん行ってROJを読むのが楽しみだった、全く研究は進まなかった!
もう二度とあの頃に戻りたいなんて思わないが、怠惰な学生時代、へんてこながらも青春だったのだなあ!
と思う。

この本を読むと「天狗ハム」なる謎の食べ物が食べたくなる。
みなと屋のハム焼きみたいなものか??
あー久しぶりにハム焼き食べたい!!
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by ginger-ale-609 | 2010-05-09 17:33 |

わかるわかる!

経産省の山田課長補佐、ただいま育休中

山田 正人 / 日本経済新聞社



わかるわかる!そうなんだよね!
とうなずいてしまう本でした。

共働きで3人の子供さんがいる山田家では、お父さんが育休を1年間取得。
上の子供を保育園に預け、下の子の面倒を見つつ家事をこなす、
という普通の育休生活を描いています。
ただ違うのは育休をとったのがお母さんではなく、お父さんということ。
でも読んでる方は男女差を全く感じなかった。
育休中ってこんな感じだよねー、子供ってそうだよねー、という普通っぷりがよかったです。

このごろ、育休中はスキルアップのチャンス!と育休中に資格をとったり勉強したりする人たちが結構多く目について、ビビっていたのですが、そういうことも全くなし。
育休中は育児と家事をするだけ。それで一日があっという間に終わります。
会社からも育休中はゆっくりできるんだろうからスキルアップするように!
とか言われたら嫌ですな。
できる人はできるのかもしれないけど、、まあそんなに気負わずに。

「要するに、時代は変わったのだ。子供は産む、けれど、男性社会の秩序は崩さないよう、子育てや生活をトコトン犠牲にする、と言うのはもう古いのだ。我々の世代の共稼ぎ夫婦の多くは、女性も男性も普通に仕事も子育てもしたいと考えているのだから。」
という記述に深く納得。
(といっても山田課長と私は1世代違うので、私たちの世代はまた違う考えを持っているのかもしれないけど、、専業主婦が人気があるらしいよね、このごろは。)
上の世代の子育てしながら仕事も続けている女性の本とか読むと、
「会社を子供のせいで休むと見くびられるから絶対仕事は休まない、ベビーシッターさんに夜まで預かってもらう」という記述が時々出てきて、そこまでしないと会社で生き残れないのか、やっぱそうなのか、、
と軽く不安になったこともあったけど、きっと、時代が違うのだ!
あと働いている会社や部署にもよると思いますが。
私は私なりに無理しないで歩んでいこう、と思ってます。
でも、経産省の人と仕事したことありますが、とにかくいつも夜中まで仕事してるのが普通、メールがくるのはいつも12時過ぎ、って感じだったので、実は山田さん、そうとう経産省の中では異端児なのでは、、?と少し思ったりして。どうなんでしょう?
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by ginger-ale-609 | 2009-12-04 17:48 |

どんとこい、貧困!

どんとこい、貧困! (よりみちパン!セ)

湯浅 誠 / 理論社



おすすめです。

貧困化してるって言ったって、食べるのに困らないじゃん、甘えてるだけじゃないの?
等といわれることの多い日本の貧困問題。

やさしく日本の貧困問題をときほぐしてくれる本です。

貧困ってこういうことか!
日本にも貧困は確実にあって、
それを見て見ぬふりしたり、
自己責任論で論じて声をあげさせなくさせている社会
というのがよくわかったし、読んで初めて気づいた。

子供の貧困問題もあるし、
(そういえば私も大学進むときに、
理系に行くんだったら国立で家から通える場所じゃないとだめ、
って言われてたなぁ、、とか思い出した。
収入に対して学費や家賃って、高すぎよね。)
重要なこと、そして、決して自分たちに無関係じゃないことが理解できた。

「使い勝手がよく、すぐに使い捨てられる労働条件」でNOと言えない人たちが増えると、
労働条件はどんどん悪くなる。
他社がそうやってどんどん人件費をカットして安い製品を作っていたら、
うちももっと安くしないと負けてしまう、と他の会社も追従して労働条件はみんなどんどん悪くなっていく。。
というのが現状なのね。
組合とかやっぱり必要よね、と思いました。


あと、「溜め」が少ない人は追い込まれてしまう、という話とか、
貧困に興味ない人でも今の社会に生きてる人だったら納得できる話がたくさんです。

「溜め」、私は少しは増えたかな~。
「溜め」が少ないとどんどん内にこもって無表情になってしまう、という話とかドキッとしたなー。
忙しすぎるときとか辛い時期ってものすごく無表情だったもんなー。

愚痴をこぼしあう、傷をなめあう、というのができるのも「溜め」なんだよ、という話にも納得。
「愚痴は無駄で何も生み出さない!」とデキる人たちが本とかでよく書いてるけど、
そんなことないよな、愚痴をこぼせる友人や家族がいるということは
それだけで心のセーフティーネットになってるんだよね、と改めて思いました。
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by ginger-ale-609 | 2009-12-01 14:31 |

アラサー女子たちへ

ガール
奥田 英朗


アラウンド30の女子の皆さんにぜひおすすめの本。
キャリアウーマンも専業主婦も独身も既婚も子持ちも
他の選択肢があったんじゃないか、そちらにも幸せがあったんじゃないか、、
とふと思ってしまうのが女子というもの。
男子にはそんなに迷うほど選択肢がないものねぇ。
男性は既婚だろうが子持ちだろうが生活スタイルっていうのは女子ほどには劇的に変わんないんじゃないだろうか。

私は今自分が選んだ、というか流れ流され気づいたらここにいました、って感じだけど、この生活に後悔はない、幸せ、だけれど、やっぱり独身でキラキラしてる同級生たちを見ると、あーいいなぁ!って思ったりもする。
まだまだふっきれない、、そんな世代がアラサーなんじゃないでしょうか。

へー女子ってこういうこと考えてるの?!って意外に思うかも。
男子にもおすすめ!
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by ginger-ale-609 | 2008-10-27 22:50 |

息抜き本

ワーキングマザーの話を見たり聞いたりするたび、
その壮絶な生活や仕事上での辛い扱いにへこんだりびびったりする今日このごろ。
こんなてきとーな自分が仕事と育児の両立なんかできるのか、、
と不安でいっぱいになっております。

この前、論文発表会的なものに行ったら、すっかり頭ぼけてて、話が右から左へすーすーと流れて行きました。。
1年のブランクはでかい。。
とか思うのに、
「1才にもならないのにあずけちゃうの?」
「もっとゆっくり休めばいいのに。」
とか善意で言ってくださるわけですよ、皆様。

うーーーん、これって復職ブルー?!
マタニティブルーとかマリッジブルーの仲間的な。。
なんか分からないことにびびって、頭の中でだけぐるぐると、じたばたとあがいております。

そんなときにはほぼ日のコンテンツである「うるまでるびののぞきあな」を見てほっとしています。
これは共働きの夫婦がえがいた息子さんの成長日記であるとともに、共働きでどうやってこどもを育てていったかもえがかれていて、
夫婦二人だけでこどもを育てようとしない!
大人の楽しみ優先!
というところがとても気持ちを楽にさせる、、。
本も買っちゃいましたよ。
これでPC立ち上げなくてもいつでもどこでも息抜きできるなぁ。

おれボテ志 デラックス 0・1・2歳編
うるまでるび
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by ginger-ale-609 | 2008-03-23 22:27 |

うさぎうさぎ

The Book of Bunny Suicides
Andy Riley


近所のカフェでひょいと手にした本。
相方が「シュールやなぁ」ってぱらぱらめくってたんだけど、
私は題名見ただけで「ああ苦手なタイプの本。。」
ブラックユーモア嫌いなの。素直に笑えないの。

がしかし。
中見たらはまってしまった。
う~~~アホや。。
かわいくておばかなうさぎが非生産的なことを精力的にまじめに取り組んでいる。
くすくす笑いながらじっくり楽しんだ。
どこが「ブラックユーモア嫌いなの。」だ!
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by ginger-ale-609 | 2007-12-22 17:28 |

風が強く吹いている

風が強く吹いている
三浦 しをん


久しぶりに本を読んで涙がこぼれました。
箱根駅伝を目指す弱小陸上部のおはなし。
私は全くのインドア派で運動部とは全く縁がないのだけれど、スポーツ小説を読むと熱く感動してしまう。
一度くらいスポーツにうちこんで、こういう瞬間や感情を味わっても良かったんじゃないかな、と思ってしまう。
箱根駅伝も正直今まで真剣に見たことなど一度もないのだけれど、来年のお正月は見てみてもいいかもな。
この季節にぴったりの本だった。
ぜひ箱根駅伝までに読んでみてください。おすすめ。
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by ginger-ale-609 | 2007-12-21 13:51 |

有頂天家族

有頂天家族
森見 登美彦


これは感動の家族小説です!
ただし、狸の。

京都は人間と狸と天狗が住んでいる。そのひとたちのお話です。
京都好き、たぬき派の私にはたまらない。
「夜は短し歩けよ乙女」に引き続き、京都に暮らしてる人だったらさらに何倍も面白く感じるんだろうなー!とうらやましく思う。
○○通りとかお寺とかの位置関係がいまいちよくわからんのよね。
「夜は短し~」ででてきた偽電気ブラン、達磨などの小道具、登場人物も登場しますよ。

面白きことは良きことなり!
を合言葉に、阿呆の血を受け継ぐたぬきたちのおもろいお話でした。

うーん、心底、たぬきになりたいなぁと思う。
町へ出るときは好きなものに化けて。お祭り好きで。おいしいもの食べて。

あと、弁天さんは椎名林檎嬢っぽい雰囲気があるなぁと思いながら読んでました。
映像化するときはぜひ!林檎さんで。
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by ginger-ale-609 | 2007-11-26 12:39 |

いのちの食べかた

今見たい映画の一つが「いのちの食べかた」
私たちが食べてるものってどうやってつくられてるんだろう?
ってことを見ることができるみたいです。

いのちの食べかた (よりみちパン!セ)
森 達也

同タイトルの本も出版されています。
これは原作本ではなく、タイトルだけが同じ。
こちらは私たちが食べてるお肉ってどうやってつくられているんだろう?
ということを追った本です。
お肉を食べることのありがたみが感じられます。
と場で働く人たちと部落差別についても書かれています。
学校で差別について習ったけど、なんだか遠い世界のことでぴんとこなかった、、
という人(私もそうでした)、おすすめです。
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by ginger-ale-609 | 2007-11-13 16:41 |
レディ・ジョーカー〈上〉
高村 薫


レディ・ジョーカー〈下〉
高村 薫


長かった、、。
なんとか読み終えました。
私が今まで読んだことのないジャンルの小説でした。
だいたい出てくる言葉がわかんなくって、、wikipediaを参考になんとか読んだ。。
ビジネスマンが読む小説ではないかと思います。
組織の中で生きてくってこんなに辛いことなのか、、。
私は偉くなんなくっていいな、こんなしがらみや駆け引きが必要なんだったら、、って思っちゃいました。
仕事は自分が楽しめる範囲でいいです。。
小娘だなー私。

あと、働いてる男性にとって家庭って大切なものだけど意識しないでそこにある、空気みたいなもんなんだなーって。
しかし男性作家が書く男性ってなんで愛人いる人がデフォルトなの?(笑)
事実そういうヒトが多いの?それとも希望?どうなの?男性陣。

追記:高村薫さんは女性だというご指摘を受けました。失礼しました。引き続き愛人問題へのコメントは受付中です(笑)
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by ginger-ale-609 | 2007-11-07 20:31 |